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糖尿病 ストレスによる血糖値上昇のメカニズム [糖尿病]

私はストレスで血糖コントロールが乱されていると感じています。
そして私の場合、それが一番の要因だと思うのです。

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しかし、一番気を付けていることはすとれすによる過食です。

自分では食事のコントロールをしているつもりでも無意識に、たとえば職場で
出張に行ってきた同僚が買ってきたおみやげのお菓子を「1つぐらい」と食べ
気が付くとその日数個のまんじゅうをたべてしまったなど、特に夕方は要注意です。

しかし、どうしても「過食」だけが血糖値をあげる要因とは思えませんでした。

強いストレスがかかったあと喉が乾いたり、血圧があがったりしますよね。
だから血糖値も何らかのからだのホルモンバランスの変化で血糖値の上昇があ
ると疑いません。

このところ慢性的ストレスが糖尿病の引き金を引くようだという研究が少しずつ
発表されています。

ストレスと血糖値上昇に関係のありそうな情報がありました。






まず、

ストレスは患者の血糖値をコントロールするための治療の行動と体のホルモン
作用の2つの面に大きく影響します。


主要因
ストレス解消の過食、アルコール量の増加に加え、運動もも怠けがちになり
食事療法、運動療法がおろそかになりがちです。
(これが一番いけないのですが...)

そして
体は、ストレスに耐えるために「コルチゾル」や「カテコラミン」というホルモンを
分泌します。

これは、人間も太古から危険を察知した瞬間に身をかわして逃げたり、戦う姿勢
をとるために神経とホルモンが瞬時に反応して危険に対向する体勢をつくるため
と考えられます。

その時、体温や血圧は上昇し、心拍数がたかまり、筋肉は緊張し、血液量もふえ、
エネルギー源のブドウ糖や脂肪が血中に放出され、胃腸は動きを止めて身構えます。

ここで「エネルギー源のブドウ糖や脂肪が血中に放出される」という点にストレス時
の血糖値の上昇があると思うのです。

つまり、心理的、感情的なストレスでも身体は同じような反応を起してしまうと
私は考えます。

一過性の急性ストレスはそれ程有害なものだとは思いませんが、害があるのは
日常的な慢性ストレスです。

繰り返して「コルチゾル」が分泌されて高血糖状態が続けば神経も休まる暇もなく、
血糖値も血圧も高止りするのではないかと思うのです。

つまり、我慢、我慢の中間管理職、サラリーマンの慢性ストレスは血糖値を上昇させ
糖尿病の引き金や回復を阻害するのではと思っています。




私が実施している日頃の健康管理のため血圧と朝一番の自己血糖測定お勧めします。



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糖尿病 糖尿病性網膜症は失明の恐怖 [糖尿病]

糖尿病性腎症と同じくらい怖いのが糖尿病性網膜症です。この合併症になると
ある日突然視力を失います。

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私の母はある日の朝「目の下が半分見えない」といって起きてきました。

私はまだ高校生くらいの時でしたから、眼底出血のことなど知らず目を圧迫してねた
んじゃないか?くらいに思っていましたがとんでもありませんでした。

当時の母の年齢は50代半ば、それから生涯片目の下半分はみえなかったのだと思
うとかわいそうでなりません。


糖尿病性網膜症は糖尿病の患者の半分の方が発症すると言われてます。
それだけ眼球の血管は細くもろいものなのです。

わたしも半年に20週に1回の割合で眼底検査を受けていますが、A1の出血があります。
A1は一番軽いもので視力に影響はありませんが、出ては消えてまた別の場所に出現します。

網膜症発生のメカニズム


糖尿病性網膜症が発症する原因は、高血糖による血液の流れの悪さに関係します。

特に網膜の周りには、極細の毛細血管が無数に張り巡らされています。
血液は、この毛細血管の中を通って網膜に栄養や酸素を運んでいるのです。

しかし、高血糖の状態が続くと、網膜に栄養や酸素が運ばれにくくなります。

高血糖により血液の中に余分な糖分が存在し、栄養や酸素を運んでいる赤血球の
働きを阻害します。

さらに、赤血球が固くなり血管の中を勢い良く流れなくなります。
目の毛細血管は、直径が約7ミクロン程度、しかし赤血球の直径は、約8ミクロン
と言われています。

元々、赤血球の直径のほうが、毛細血管の直径よりも大きいのです。

赤血球はやわらかければその性質を活かして、自分の直径より細い毛細血管
の中を通っていき目に栄養や酸素を運んでますが、高血糖により固くなった赤血球は
狭い毛細血管の中を通りにくなります。

しまいには、血管の中で詰まったり、コブができたりそして破裂して出血してしまいます。

怖いのは、さいしょのうちは出血も大きなものではなく、本当に小さなものなので、ほとん
ど自覚症状はありません。

しかし、しばらくすると、出血によってできる出血点や白い斑点が現れ始め、段々大きな
出血を起こすようになって進行していきます。

その後、血管が詰まったり破れたりして、網膜にきちんと栄養や酸素が運ばれなくなると
今度は網膜上に新生血管と呼ばれる新しい血管が出来はじめます。

詰まったり破れたりした血管は役に立たないので、新しい血管を体は作り
始めるます。

この新生血管ができれば問題ないじゃないかと思うと大間違いです。

この新生血管が網膜症をさらに悪化させてしまいます。
この新生血管はもろくて破れやすいのですぐに詰まってコブが出来て破裂します。

そうすると、さらに出血点が多くできることになり、眼底出血を引き起こして網膜症は
どんどん悪化します。そうなると悪循環に陥ってしまいます。

つまり、長期に渡る高血糖は、目の網膜に重大な被害をもたらし、失明の恐れがある
のですがかなり症状が進行してからでなければ、会社の健康診断などの簡易検査で
は発見されにくいものです。

年に1度は眼科で詳しい眼底検査をしてもらうことです。しばらく高血糖が続いているなら、
年に1度は眼科で詳しい眼底検査をしてもらうことです。

私が実施している日頃の健康管理のため血圧と朝一番の自己血糖測定お勧めします。


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糖尿病 アクトスのインスリン抵抗性を改善するメカニズムと副作用の注意点 [糖尿病]

処方していただいたアクトスという薬のインスリン抵抗性が改善されるメカニズムについて
調べてみました。

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2型糖尿病の場合、多くは肥満に端をほっして血液中のブドウ糖をエネルギーとして脂肪の
燃焼ができず血液中にブドウ糖が余り、高血糖状態になってしまいます。



では、肥満「太る」とはどういうことでしょうか?


「皮下脂肪」とか「内臓脂肪」が蓄積することにより要は余分な「脂肪」が体に溜まる
ことだそうです。



医学的にはこの「皮下脂肪」とか「内臓脂肪」を「脂肪組織」と総称します。





「脂肪組織」は脂肪細胞が集まってできた組織で脂肪細胞には非常時のエネルギー
として脂肪分が蓄えられています。

それほど多くの脂肪分を蓄えていない脂肪細胞は形も小さく「小型脂肪細胞」と呼び、

脂肪細胞に多くの脂肪分が蓄えられ、脂肪細胞が大きく膨れ上がった脂肪細胞のことは
「肥大脂肪細胞」といいます。

この「肥大脂肪細胞」がなぜできるかというと過食や運動不足が主な原因です。



ストレスがかかると甘いものが食べたくなったり、このくらいはいいだろうと無意識に
余分なカロリーを取ってしまったり、
夕飯のご飯をよけいにおかわりしてしまうなど注意しないといけません。



アクトスという薬は「肥大脂肪細胞」を消滅させ、「小型脂肪細胞」を増やすという効果があります。

なぜ、「小型脂肪細胞」が増えるとインスリン抵抗性が改善するのでしょうか?





「小型脂肪細胞」はアディポネクチンという有益なホルモンを作り、肥大化した脂肪細胞はアディポネクチンを作らなくなります。

このアディポネクチンというホルモンはインスリンの作用を高める働きがあるホルモンです。


肥大脂肪細胞を減らし(できれば消滅)させ、小型脂肪細胞を増やすことで小型脂肪細胞

作るアディポネクチンというホルモンの効果を最大限享受しインスリンの働きを良くして

インスリン抵抗性が改善ができるというのがアクトスのメカニズムです。


この薬の効果に期待していますが、注意も必要です。

この小型脂肪細胞は過食や運動不足であっという間に脂肪分を蓄え、肥大脂肪細胞に
なってしいます。

アクトスを服用し小型脂肪細胞は前より増えていた場合、くすりをのむ前よりも肥満の進行
を助長してしまいます。

したがって以前にも増して食事管理が重要になりますね。




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糖尿病 夜中 就寝中の低血糖時の症状 実際になったときの感想 [糖尿病]

最近、仕事で急きょ残業になり夕食のタイミングがずれて経口血糖降下薬の服用の
タイミングがずれることがあり、その結果就寝中に低血糖をおこしてしまうことが間々
あります。

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では、実際にどうなったか。



まず、眠りが浅くなり寝返りを打ち寝苦しい感覚になり、軽い頭痛と尿意によって
目が覚めてしまいます。

この時、自己血糖測定器で血糖値を測ると67mg/dl !!

これが50mg/dlを切ったら昏睡になってしまう危険があり要注意ですね。

通常は90-110mg/dlですからちょっと下がりすぎ。急いで予め薬局でもらっている
ブドウ糖を舐めます。

当然、低血糖時の症状の1つである強い空腹感がありますが、気持ちにまかせて
食べてしまってはそののち数日間の血糖コントロールが乱れるので、ブドウ糖と水
で15分ほど休み再度就寝します。



では、なぜ私は就寝中に低血糖を起こすかというと


通常は仕事が終業後、帰宅して19時過ぎには夕食時に夜の薬(アマリール0.5m、
メトグルコ、リピトールベイスンと糖尿の薬に血圧の薬セタプリルとアテレック)を
飲みますが、会社で急きょ残業になった場合、夕食を食堂で軽食で済ませてしまいます。

その際、常時持ち歩いているのは昼用のアマリール、メトグルコとベイスンです。

これを夕方の軽食事に服用します。(飲まないと気分的に不安)

そして22時前に帰宅したとき小腹がすいたのを満たすためヨーグルトやゼリー、
時には余っている今夜のおかずをちょっとだけつまむのですが、その際に血圧の薬だけ飲
もうと思いアマリールははずしてもメトグルコははじけず飲んでしまうのがいけないんです。

わかっているのですが、次の朝の空腹時血糖が高いのを見たくないという気もちから....


私は、朝の服用で新薬のアプルウェイとアクトスにグラクティブを飲むのですが、
こちらは朝1回の処方です。

これらの薬の効き目があるのでアマリールのように直接インスリンを分泌させる薬ではないと
思ってもむやみに乱れた服用パターンは避けなければいけません。

それと、やはり糖尿病と共存するにはあせらず事実と向き合うこと。
薬の量で朝の血糖値の帳尻をあわせてもHbA1Cでわかるのですから。

私が実施している日頃の健康管理のため血圧と朝一番の自己血糖測定お勧めします。


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糖尿病 糖尿病性腎症とは 症状と危険度 QOLは極めて低下する [糖尿病]

腎臓は尿を作るという、大変重要な機能を果たしていますが、糖尿によって
腎臓が影響を受けると、この機能が弱り、尿を作れなくなってしまうことがあります。

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そうなった場合、尿によって体内の老廃物を体外に排出できなくなりますので、
人工透析をおこなって尿をださなければなりません。。


人工透析は、大体一日おきに実施するため頻繁に病院に通うことになり生活が
非常に制限されQOLが下がります。

人工透析の時間は4時間ほど横になり、体から溜まっている尿を抜き取る治療です。




なぜ、糖尿病性腎症になるか

高血糖状態が続くと、腎臓の中の毛細血管がもろくなりやがて詰まってしまう部分が
多く出てきます。そのために腎臓の機能が損なわれてしまいます。

腎臓は血液中の老廃物をろ過する働きがあります。血液は各細胞に栄養や酸素を運
んでいますが、運んだ後は細胞から不要になった老廃物を交換として受け取ります。

そして、血液は老廃物を腎臓まで運び、腎臓は老廃物をろ過して、また清潔な血液
として返します。


腎臓から老廃物は尿として体外に排出されていきます。まず血液を綺麗にし、そして
今度は体の中のいらない成分や老廃物を体外に排出させるという、大変重要な機能
を果たしてくれています。

しかし、もしこの腎臓の、ろ過する機能が弱ってしまうとどうなるでしょう?

老廃物がろ過されずに、血液の中に残ったまま、再び体の中を循環してしまうこ
とになります。

本来、体の外に排出されるべき、老廃物が体の中に残って、ぐるぐると巡ってしまう
訳ですから、当然健康を害します。

老廃物がたまった、汚れた血液が体中を巡ると、心臓や脳にも影響を与え、昏睡状態
に陥ってしまうリスクもあります。珍しくありません。

腎症を予防するためにはどうしたら良いでしょう?




まず、腎症の比較的初期の兆候を見逃さないことが大切です。

腎症の場合も、他の糖尿病合併症と同じく、自覚症状があまりありません。
唯一の兆候は「たんぱく尿」や血圧の上昇があります。
足や顔がむくんだりしたらもう危険なサインです。

まず微量のたんぱくが尿から検出されたり、日常の血圧が上昇傾向になった場合は
すみやかに専門医の診断をうけましょう。

メタボや肥満は要注意です。

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