銚子電鉄の協調運転車両 デハ1002が1月10日引退

約20年の間、千葉県の銚子電鉄を走っていた1両編成の車両「デハ1002」が老朽化のため、
1月10日の運行を最後に引退するそうです。



1月10日は通常ダイヤの合間に臨時列車「ありがとうデハ1002号」として上下7本ずつ運行
があり、そのうち4本で別の1車両（デハ1001、黄色）を連結させる珍しい協調運転が
実施されます。

銚子市ののどかな田園の中を赤色と黄色の電車が走る光景が見られるのも10日が
最後になります。


臨時列車は銚子発午前9時47分の下りから。最終は外川発午後4時33分、
銚子着同52分まで。

そのうち下り銚子－外川（午前11時7分－同26分、午後0時22分－同41分）と
上り外川－銚子（午前11時38分－同57分、午後0時58分－1時17分）の4本で
協調運転を行うそうです。

（協調運転でデハ1002に乗車する場合は、運賃とは別に乗車整理券500円が必要）

乗車希望者への乗車整理券は当日午前10時に銚子駅銚子電鉄乗り場で発売されます。
（1列車当たり50枚程度で1人2枚まで）

協調運転は制御系統が別々の車両を連結して走らせることで、車両ごとに運転士が操作
するいまでは全国的に珍しい運行方法です。

協調運転をおこなっているのはもう銚子電鉄くらいしかありませんがこれが最後です。

鉄道ファンにはたまらないセレモニーになりそうです。

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タグ：協調運転 銚子電鉄 デハ1002 引退