妊娠期は母体のインスリン抵抗性が高まる

娘が妊娠していろいろ調べるようになりました。

私自身も高血糖とインスリン抵抗性については自分の体でもどう影響しているか
いまだにわからないことがいっぱいです。

娘は妊娠していろいろ不安なこともあるのかちょくちょくかみさんと話に帰って
くるようになっています。

よく、ストレスが高まるとインスリン抵抗性が高まると聞くのですが、妊娠して
いる娘は体の変化で不安なようです。

そんな不安な娘に男親としては、妊娠糖尿病にならないようみまもってやるくらい
しかできません。

さて、妊娠期の母体とインスリンの関係を調べてみました。

おなかの中の胎児は母胎と胎盤から栄養素や酸素と炭酸ガス、老廃物の交換をして
育っています。胎盤はホルモンや生理活性物質を放出して胎児の成長促しています。

妊娠は母体のインスリン抵抗性を高める副作用があります。

食物を食べるとインスリン抵抗性が高まっているため、血糖値が高止りする傾向が
散見されますが、それは食料不足でも胎児の成長を順調にするためのものです。

胎盤がインスリン抵抗性を高める理由として、インスリン作用を悪くする女性ホル
モンのプロゲステロン分泌を増やすことも機序の一つでしょうが、今日で２2型糖尿
病のインスリン抵抗性と同じ「炎症」と「サイトカイン」をむしろ胎盤がコントロー
ルしているのではないか、と考える研究者が増えているそうです。

胎盤が炎症の引き金となるサイトカインを目的をもって放出してインスリン抵抗性を
高めている可能性が大きいのです。

結果としてインスリン抵抗性になるのではなく、胎児にブドウ糖なとの栄養素を優先
的に胎盤に与えるためと考えられます。

妊娠すると妊娠糖尿病になるリスクが過食だけでなくあるようです。

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