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糖尿病で処方されることが多い薬 アマリールと私の出会い [回想]

私の糖尿病との出会いは、会社の健康診断で「あなたは糖尿病の疑いがあるので専門医を受診し
てください」と指示され指定された総合病院の糖尿病外来に行ったのが最初でした。


そこで問診票を書き、血液検査や尿検査に身長、体重に胴回りの測定、心電図、etc...


そのあと先生から検査結果を聞くと
「空腹時血糖が180mg/DL HbA1c 9.2% 間違えなく糖尿です」

「糖尿病予備軍ですか?」と尋ねると、「いえ、もう立派な糖尿病患者ですよ」

問診票や検査結果を見ながら先生は

「ちょっと太りすぎですね、運動もしていないようだし、偏食に飲酒量も多い。これをほおって
おけば間違えなく糖尿病による合併症起こしてしまいます。」

ということで、小冊子を渡され

「当面、お薬と食事の管理をしましょう。その資料を読んでできる運動を心掛けてくだい」

と言われました。

資料を読んでみると自分は2型糖尿病では2型糖尿病ってなんでしょうか?



日本人の糖尿病患者の90%以上が2型糖尿病だそうで、遺伝的要因が高く、中年以降に
多い糖尿病だそうです。(そういえばうちの祖父も糖尿病だった)

インスリン分泌の低下とインスリン感受性の低下が原因で起こる血糖値を正常にできない状態。

インスリン感受性の低下というのは、血液中にはインスリンは充分に存在しているけれど
細胞がインスリンを受け取りにくくなっている状態になってしまっていてインスリンが細胞に
作用しにくくなっている状態だそうです。

さて、ではインスリンはどこの臓器が作って血液中にだしているのかを調べると
膵臓のランベルハンス島にあるβ細胞がインスリンを作っているそうです。


そこでまずはインスリンの分泌を増やすように処方されたのが「アマリール」というお薬でした。

「アマリール」ってスルホニル尿素薬(SU薬)というそうです。
(飲んでからの作用時間は12~24時間(半減期))

現在、糖尿病患者に処方される薬ではもっとも使用頻度の高い経口血糖降下薬だそうです。



アマリールは第三世代SU薬と呼ばれていて、BMIが25以上の患者の場合は、4週目頃
より体重が減少することなども臨床データがあるそうです。



さきほども書きましたが、糖尿病患者の体は、インスリン分泌の低下とインスリン感受性
の低下が原因で起こる血糖値を正常にできたい状態ということなので

この薬はインスリンの分泌を助ける以外にも、インスリンの感受性を改善する働きがある
そうなのでインスリンの働きがよくなれば血糖値が全体的に下がって
HbA1cがさがるという効果があるそうです。


それなら「たくさん飲めば、血糖値も下がる」と考えては危険。

血糖値は90-110mg/DLの範囲に収まっていなければいけません。

それ以上下がると脱力感、思考の低下、強い空腹感、頭痛、吐き気に場合によっては昏睡
になる低血糖症状があらわれるので、安易にたくさん飲めばいいものでもありません。

この薬を処方されたら、主治医の先生の言うことをよく聞き定期的に血液検査をして
HbA1cの値を参考に血糖コントロールができているか確認することや
眼底検査、心電図など合併症がないか定期的に調べてもらわないと

寿命は10年は 縮まってしまいます。


大きな病院の糖尿病外来にいくと栄養指導の先生がいらして毎日の食事の取り方の
指導もしてくれるので通常の街の内科医だったら紹介状を書いてもらい
大病院の糖尿病専門外来を受診するのがいいかもしれません。

私が実施している日頃の健康管理のため血圧と朝一番の自己血糖測定お勧めします。





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